長く住んだ思い入れのある家を、残したい。少し傾いているけれど手直しして暮らしたい。この家を好きだと言ってくださる方に、引き継いでもらいたい。そんな願いに、塩屋で暮らすわたしたちが、お力添えできることがきっとあります。
塩屋の家を手入れして暮らしているメンバーに会って、見て、相談しませんか?このまちの朝・昼・夜の光と風のうつろいの話から始まり、ご近所さんのことや塩屋らしさ、海と山のすきまで進めた家づくりの経験と工夫と、「てんやわんや」をお伝えします。
古家の柱や扉や窓ガラスなど、解体する家の古材を残したい方は一度ご相談ください。その古材が歩んできた時の流れを大切にしながら情報とともにストックし、活用したい人につなげるお手伝いをします。
これから家やお店をリノベーションしたい方、ちょっとしたDIYのために趣のある端材がほしい方など、ご相談いただいた方に、私たちがストックした古材情報をご紹介します。古材が新しい場所で活かされる「つなぎ役」になります。
まずは、わたしたちが開いている説明会にご参加ください。実際に塩屋で古家に住んでいる方や、空き家を活用している方の暮らしを見て、聞いて、話すと、このまちの暮らしをイメージできると思います。空き家をお持ちの方も、どのように使われているのかを知って頂けたら、心の通った出会いを「おつなぎ」できるかと。古材については、探されている材についてお問合せください。
「特」にお伝えしたいことを日々「集」めています。イベント情報、レポート、リノベに関する寄稿や日記も掲載予定です。
塩屋のまちの仲間ではじめた「塩屋的住環境特集」の取り組み。みなさんと分かち合いたい想いを言葉にしました。
まちの景色が変わりはじめたことに
違和感を持った仲間たちが
「塩屋的住環境特集」を立ち上げた。
塩屋の人、あるいは関連するお店や建築家が
協力者となって、ケースに応じて相談に乗ってくれる。
例えば酒屋さんがひと声かければ
1日限りのオープンハウスができて、
あそびに来た人がその家に引っ越してくる。
なんて事例もできつつある。いきものみたいに動くまち。
空き家も、古家も、古材もこのまちにある。
塩屋だからできる、暮らしとのむきあいかた。